Japan Brain Bank Net
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jbbnsec@ncnp.go.jp「日本ブレインバンクネット(JBBN)による精神・神経疾患死後脳リソース基盤の強化に関する研究開発」
*本研究は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)脳とこころの研究推進プログラム(精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト)の支援を受けて行われています.
うつ病や認知症,脳卒中などの精神・神経疾患は,人々の日常の生活や健康面に大きな影響を及ぼしています.こういった病気は誰でも発症する可能性があります.人間の脳は動物とは大きく異なることはよくご存知かと思います.そのため発症原因の究明や治療法の開発のために,病気で亡くなられた患者様の脳を使った研究を進めることで,病因に関わる多くの発見がされました.一部の病気では,治療薬の開発・提供もなされてきました.しかし,多くの精神・神経疾患では,いまだ確実な治療法が発見されていません.さらに,日本ではヒト脳を用いた研究に対するハードルが高く,欧米と比較しても研究の遅れが心配されています.
そこで,精神・神経疾患の病態を解明し疾患克服を目指すことで,多くの患者様に貢献することを目的として,日本における死後の脳を適切に保管して研究に使用するために,日本ブレインバンクネット(JBBN)が構築されています.JBBNは
11ヶ所の拠点から構成されています.JBBNでは死後脳リソース研究を支援するために,医科学研究者にさまざまなヒト脳試料を提供しています.同時に,病気で亡くなられた方の脳を収集し大切に保管しています.研究により得られた成果は未来の人々の健康と医療の発展に役立てられるものです.JBBNでは将来の人々の健康と医学の発展に繋がることを願って活動を行なっています.
2023年8月24日の読売新聞(夕刊)に、JBBNのメンバーである東京都健康長寿医療センター 高齢者ブレインバンクが掲載されました。 | |
第32回日本病態生理学会大会(2023年8月5日〜6日、於 ベルサール西新宿)においてJBBNブース展示が行われます。 | |
国立精神・神経医療研究センター 佐野輝典先生が日本神経病理学会2023年度学会賞を受賞しました。(2023年7月) | |
第64回日本神経病理学会総会学術研究会 第66回日本神経化学会大会 合同大会(2023年7月6日〜8日:於 神戸)において、ブレインバンク関連シンポジウムが行われます。また、JBBNからブースを出展します。 | |
2023年4月より、JBBNに新しい分担研究機関として 3施設(順天堂大学、藤田医科大学、もりやま総合心療病院)が加わりました。 | |
2022年10月より、JBBNに新しい分担研究機関として2施設(桶狭間病院、慈恵病院)が参画いたしました。(掲載日:2023年2月24日) | |
2022年1-2月のブレインバンク登録数は51件でした。(掲載日:2022年3月30日) | |
2021年11-12月のブレインバンク登録数は38件でした。(掲載日:2022年2月2日) | |
2021年12月9-10日 AMED脳とこころの研究推進プログラム(精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト)令和3年度進捗報告会兼キックオフミーティング (web会議形式) が開催されました。 | |
2021年11月16日より、JBBNに新しい分担研究機関二つ(美原記念病院、大阪刀根山医療センター)が参画いたしました。 | |
2021年7-10月のブレインバンク登録数は75件でした。(掲載日:2021年12月1日) | |
2021年8月27日 JBBNホームページを作成いたしました。 | |
2021年7月1日 「日本ブレインバンクネット(JBBN)による精神・神経疾患死後脳リソース基盤の強化に関する研究開発」がAMEDの支援により開始されました。 |
お問い合わせ先
JBBN事務局
国立研究発法人 国立精神・神経
医療研究センター内
〒187-8551
東京都小平市小川東町4−1−1
TEL: 042-341-2711
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