日本ブレインバンクネット

Japan Brain Bank Net

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JBBNとは

ブレインバンクとは

 精神・神経疾患の原因を究明し治療法を確立するためにはヒトの脳を用いた研究が重要です.欧米では早くからその重要性が認識され,ブレインバンクという名称で,ヒトの死後の脳を系統だって集積し研究に用いる体制が構築されています.ブレインバンクはヒト脳リソース研究を支える基盤となる重要なシステムです.日本におけるブレインバンクでは,病気で亡くなられた患者様のご遺族の同意によって行われる病理解剖の際に,ご同意をいただいた上で脳組織などを適切な方法で保管しています.保管された脳組織や臨床情報などは,医科学研究者などからの要望に応じて研究や教育に提供されます.ブレインバンクで集中的に試料を保管・管理することにより,様々な研究の目的に応じて豊富な試料を利用できるようになり,より効率的な利活用と質の高い研究が可能になります.

日本ブレインバンクネット(JBBN)

 日本ブレインバンクネット(JBBN)は,国内各地に存在する10のブレインバンクとその関連する施設が協力・連携してブレインバンクをネットワーク化し,オールジャパンで日本の精神・神経疾患の研究を支援するための体制です.JBBN は2016年に国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて構築され,日本におけるブレインバンク機能の強化,脳リソース研究の普及と発展のために貢献しています.2021年7月から新たな体制をとり,精神疾患リソースの蓄積強化,共通プロトコールと共通の病理診断基準の策定による試料規格および品質の統一化 リソース提供の迅速化と利活用の推進,次世代の育成などを目標に掲げて活動を行なっています.
 JBBNの蓄積試料は,凍結とパラフィン包埋組織,ホルマリン固定組織の方法で保存しているので,さまざまな研究の目的に対応することが可能です.(詳しくはブレインバンクマニュアルをご参照ください。)また,全症例について神経病理学的解析に基づく病理診断がなされ,臨床情報や検査情報を付随する試料も数多くあります.脳だけでなく他の臓器が保管されている場合もあり,全身疾患としての精神・神経疾患の解析にも備えています.

JBBNメンバー(2024年4月1日 現在)

研究代表者

高尾 昌樹 国立精神・神経医療研究センター病院臨床検査部/総合内科・部長
(NCNPブレインバンク)

研究分担者

柿田 明美 新潟大学 脳研究所・教授
齊藤 祐子 東京都健康長寿医療センター 老年病理学研究チーム・研究部長
(高齢者ブレインバンク)
吉田 眞理 愛知医科大学 加齢医科学研究所・特命研究教授
國井 泰人 東北大学 災害科学国際研究所 災害精神医学分野・准教授
鳥居 洋太 名古屋大学 医学部附属病院 精神科・講師
寺田 整司 岡山大学 学術研究院 精神神経病態学・准教授
大島 健一 東京都立病院機構 東京都立松沢病院 精神科・医長
村山 繁雄 大阪大学大学院連合小児発達学研究科・特任教授
(発達障害・精神・神経疾患ブレインバンク)
三村  將 慶應義塾大学 予防医療センター・特任教授
井上 悠輔 京都大学 大学院医学研究科 医療倫理学・教授
美原  盤 脳血管研究所 美原記念病院・院長
井上 貴美子 国立病院機構 大阪刀根山医療センター 脳神経内科/リハビリテーション科・部長
入谷 修司 静心会 桶狭間病院 藤田こころケアセンター 医療研究部・部長
安田 華枝 慈圭会 慈圭病院・病棟医長
波田野 琢 順天堂大学 大学院医学研究科・准教授
吉本 潤一郎 藤田医科大学 医学部 医用データ科学講座・教授
笹田 和見 八誠会 もりやま総合心療病院・院長

JBBNの主要ブレインバンク拠点

JBBNの拠点となる医療研究機関は日本の各地に存在します.
この他にも協力機関・病院が全国に多数あります.

JBBNの主要ブレインバンク拠点
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